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執筆者の写真岸部利夫

【132】武相荘にて

更新日:2022年7月19日

前から一度行ってみたかった、旧白洲邸 武相荘にいってきた。

白洲次郎が比較的都会にちかく、且つ草木のある自然の中を選んでつくった住まいだ。


この人たちも あの激動の二次世界大戦の前後の世界の重要人物と向き合って 命を張って行動をとってきた事なのだろう。その人が生身なからだをさらけ出し なまな生活をした場所とのことだ。

一般の庶民とは かけ離れた高度な社会を生き抜いて来た 憧れの白洲次郎、正子だがこの人には大きな憧れを何となく強く感じている。



この度の安倍晋三元首相の 悲しい事件と言い 一人の人間の為せる技と 自分たちの凡人の今生きている存在のひらきは 例えようもあるまい。安倍元首相のご冥福をお祈りして これからの日本をあの世から平和に導いて頂くことを願うばかりだ。


これとはかけ離れた社会に生きている自分も 人生折り返し点を遠くに過ぎていながら、常に変化がしたい、、自分らしく主体性をもって生きていきたい、、、とだけは思っている。

自分自身が満足をしたいと思うから、同じ事をしていると面白くない、、、。


白洲さんのように物はない。でも自分なりの持ち合わせの少ないなかに、モノはなくなるけど、思い出は消えないのだから、自分の限られたひとつの命を いろんな角度で見ることができれば面白いと思った。乏しい頭脳で感じながら新幹線で大阪へ戻ってきた。

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