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執筆者の写真岸部利夫

【125】越年


 時間はいっぱいあるのに この一年があっという間に過ぎてしまった。

「人は物語を生きている」とどこかで聞いたが、今のように年の変わり目にくると そんなことばに同感できる。


僕などは小さな生業の現実のなかで 自分なりの思想を作り 気儘に生きているつもりだが、ここ2年ほどの時代の変わりようは 非常にも稀なことであるらしい。

太平洋戦争、バブル崩壊、このコロナ禍、と人類においての世紀の逆境なんだそうな。


世には今までに「ドンピシャリの時に、ドンピシャリの場所に居た!」それがため財を成したり名声を上げた人もあると思うが 反面、この厳しい時代に生かされて居ることを人間形成では喜ぶべきなのだろうか。それとも僕のような小人が発すれば痩せ我慢としか視られないのだろうか。


よのなかデジタルの時代、そんな中でも毎日の生業の中で自分なりに興味の湧くことは無限にある。

今年も気構えて人と繋がることをやらなくても、自然のままで繋がっていれば、それなりの人と繋がっていける。との思いでいますので 拙い文章ではありますが 今年もお付合いください。それでは本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。




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