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執筆者の写真岸部利夫

更新日:2023年7月6日

いま国をあげて 国民の健康維持のため 一人一人の自助努力が促され メディアもこれに相乗りした容で 健康増進に スニーカーを履く人が増えている。


国民が健康になれることは 誰もが嬉しいことであり、その方針に水を差すようなことも言いたくはない。 ただ、 靴をフットギアとしてとらえ、その人の体重を支える機能をおもうとき あまりにも 柔らかい靴が出回りすぎている。


売れれば良いと言うものではなかろうが、ただスポーツブランドを履けば健康になれるほどの単純なものでもなかろう。あまりにも大衆に迎合して 本来の主目的とした機能が備わっていないものが多すぎるように僕は思えてならない。


軽くて、柔らかくて、好きな色で、値ごろであれば みんなが買い 売れている。

また、スポーツのブランドであれば健康と直結しているかのように思っている人も多い。

スポーツブランドというものは本来、その競技に勝つためのギアであってその競技の特殊な動きに基づいて設計されているもので 必ずしも普段の歩きに優れているものではない。


僕がもっとも危惧しているのは 身体を支えるための硬さだ。

全てが硬いのが良いわけではないが、硬くあるべき部位は硬く、柔らかくあるべき部位は柔らかい、そんな構造が必要だ。

ベッドが柔らかすぎると 疲れが取れないどころか却って疲れる。

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執筆者の写真岸部利夫

更新日:2023年5月25日


世の中もだんだんと 機械的 分業的になり 心をつかもうとする人が少なくなって来ている。

そんな中 いま 対話型AIが話題になっている。

この 5月19日からの広島サミットでも重要な案件として取り上げられるらしい。


今はアバターとかいって 仮想の人間が動作をして それを見る本物の人間が 心を動かされ反応を示す。これをもとにビジネスができ、マーケットが無限大に広がるようだ。


話はかわるが 先週の休日、久し振りに大阪万博公園にいってきた。

あの博覧会開催期間中には田舎の両親を車椅子で連れて行ったきり 半世紀ぶりになる。

その当時の賑わいは想像だに出来なかったが 残っている「太陽の塔」をバックに外国人観光客が記念撮影をしているのが目立った。


行政においても 広い千里丘陵の自然を少しずつ取り戻そうとしているようだが まだまだ人間が手を加えたものが中心で なかなか大自然とはずれがあるように僕は思った。

自然と人間との調和、久しぶりに訪れた 大仕掛けの施設にあっても 人間が作りあげた物なりに 大自然に融和していくのは まだ長い年月を必要とするのだろうか。

その日の歩数は25000歩だった。




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執筆者の写真岸部利夫

  TONTONではシーズンにならった折々のものを 店に飾る花として生花で生けるようにしている。多分4年ほど前だったと思うが 新年の花として「啓翁桜」の大きな枝モノを生けていたことがある。その当時、花の蕾も段々と膨らんで 日を追うごとに開花していき 次には緑の若芽が出てくるし けっこう長期間楽しませてくれたものだ。


 その折も 次のシーズンのあたらしい花に生け代えようと壺から抜いたとき、 水に漬かっていた枝の先から 白い根が出て来ているのが見えた。これなら挿し木しておけば育つのではないかと思い、店の裏の土に挿し木をした。




翌年は緑の葉が茂り、2年目には殆どは葉だけではあったが、2,3個だけ花が咲いた。

ところが如何だろう 今年は花ばかりがいっぱいに咲いた。


店の必要経費としても一月ほど倹約できる。

桃栗三年、柿八年・・は聞いていたが あれは実のなる年数だったのかな・・・


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