⑪ ”本当の美味いもの” は オーナーシェフの店だ!
- 岸部利夫
- 2018年7月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2018年7月17日
ぼくも、子供たちが育ち盛りで 家族も多く外食していた頃は、その時の腹具合いと会計の都合で店を選んだものだ。よく宣伝していて近代的なチェーン有名店に自然に足が向いたものだった。子供も喜ぶし妻も手間が省けるので喜んだ。
ところがこの歳になって妻と2人となれば、時には美味いものを食べたくなる。
医食同源とも言うから たまには良いか、と健康も考えた上でもあるのだが、、、
大阪は食の都、 旧い雰囲気のいい老舗もあるが、経済が許さないから そんな超一流店にはなかなか行けない。 まだ現役だからあまり行く気もないが 偶に正味にうまいものを腹が求める時がある。大阪は 一定の味はどの店でもクリアしているので、 こんな時はオーナーシェフの店を目指すようにしている。
シェフ(オヤジさん)が熱心にしごとに取り組んでいる店は 目的がしっかりしていて、外観も店内も整って 入った瞬間から気持ちが良い。こんな店で珍しい お初の味を楽しませて貰うこともある。(ぼくは毎日粗食で過ごしているので、チョットぐらいの旨さで感動しているのかもしれないが・・)
シェフ(オヤジ)が早朝からその日の客に 美味いものを食べさせようと材料選びはもとより、包丁のいれ方や火加減に至るまで精魂こめて料理を作りあげている。その出来上がった自信ある料理を誇りをもってカウンターに並べ、その料理の説明と、自然な笑顔での丁寧な対応がある。そこで客は「満腹」になり 次に「満足」をする。これがオヤジが追求しているものなのだろう。
このような満足感はチェーン店では 宣伝は立派でも こんな心にまで届く本当の満足感は得られないように思う。
わがTONTONも 一人一人のお客様に 本当の「満足」をしてもらえる このような対応ができなければならないと思っている。小さな規模の店であるからこそ、 大手には出来ない、本当の本物の足腰のケアが提供出来るように 頑張りたい。まだまだ至らないが・・・。
「山椒は小粒でピリリと辛い!」というから。
(次回につづく)
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