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執筆者の写真岸部利夫

更新日:2023年2月5日

 ことしの節分は 数年ぶりに氏神の王子神社の節分祭に参拝してきた。



常日頃から神頼みしたいことは山ほどあるが 今年はコロナも少し収まってきたように思え、もともと 太古の昔から神頼みは日本人の基本行動でもあるのか、、、などと思ってもみた。また、 それには何か深いものがある様に 自分なりに考えたりするのは年齢にもよるのだろう。 また、余暇に時代小説を読みドラマを見たりして 永いスパンで歴史の流れに関心を持つようになったからかもしれない。





神職の祝詞がしばらく続き そのあと突然に修験道の行者が二人現れてしばらく問答しているのが見え そののち行者の唱えるのが般若心経に代わりはじめた。次には沢山準備してある 護摩木を焚き始めた。

 ここからあとは 僕も毎日唱えている調子で大きな声で般若心経を唱和した。

寒い夜だったが晴れやかな気持ちで帰宅できた。




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執筆者の写真岸部利夫

更新日:2022年12月16日

この冬の大阪での生活は 毎日朝起きた時から テレビがコロナの感染者数を報道し続けて、

外出は規制されると 誰もが外出を自重せねばばならなくなる。


そんな中、このプレミアム付き商品券が大阪市から出されたことは 主婦にとって毎日の買物がおまけに3割多く出来るとなれば、嬉しくなり 毎日の食卓を囲んでの話題になってる。


いまの窮屈な歳末でのひとつの明るい話題となっていることが、この時代の激変期に あまり激しい変化ではなく、自分なりのゆるい時間が過ごされてうれしく思っている此処んところの毎日である。

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執筆者の写真岸部利夫

更新日:2022年10月9日


この秋もTONTONの店の入り口に飾るために、ススキの穂を採りに大和川に向かった。


自転車をまたぎ、自宅をスタートする時から気持ちは弾んでいる。

ここ3年ほど なんとなく制限され、閉塞社会に生きているせいなのだろうか、、


自宅を出て 自転車をゆっくりと漕ぐと、30分程で大阪と堺市の境界、大和川についた。

大きな河に来るのは一年振りで ここまで来たからには川面に近付きたくなり 自転車は堤防の上に置いたまま、草むらで砂利道のスロープをくだり 水も少なくなった川の中へと下っていった。

僕の背より高く生い茂った草の道すがら、こおろぎの鳴き声が聞こえて そこは僕なりの詩心がうまれてきた。

また、土手の高さくらいにはあまり見かけない水鳥も鳴きながら飛んでいる。

こうなればススキを採ることより、むかし丹波の田舎で遊んだころの 童心そのものに代わっていた。

、、、、、、、

、、、、、、、

採れたひと掴みほどのススキは、自転車の荷台につけて、また元のコースを戻りながら、

今日はここに来られてほんとうに良かったと思った。




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